一応、私の医学での現在の最たる専門領域は褥瘡診療になりますが、その褥瘡(=床ずれ)の座位におけるリスクについて考えるに当たって、久し振りに物理の勉強をしています。背もたれにもたれて座った時に、どの程度、座面の摩擦力を受けるのかというのが知りたくて… しかし、力のモーメントなんて概念、習った記憶さえない、ということで一時的に高校生に戻ってインターネットで学習してます。
このように、事あるごとに、仕事に限らず生活していると、昔学校で習った知識が必要になる場面というのは分野に限らず以外に多い(まあ語学力なんて生きていれば常に必要だが…)が、勿論子供の頃は大人になれば学校で習った知識がどれだけ必要になるのかは知る由もなく、残念ながら、ただ受験のために勉強していたのであった…
叶うなら、学校の授業って割と人生の役に立つよ、と昔の自分に伝えたい。