ハーモニカ

ブルースハープでオーバーブローの出し方

近々ライブの予定がないので、基礎に立ち返って
オーバーブローを綺麗に出せるように練習中。
他の方にも参考になればと簡単にコツをまとめてみました。(※パッカリング奏法が前提)

普通のベンドと気を付けるべきことは概ね同じで、
・唇でしっかりと吹くべき穴の位置をずれずに捉える。でないと息漏れがして×
・舌(の基部)の形を変えて、息の通り道を狭めることでベンド音を出せる(あくまで主観)。
その狭める位置の前後によって細かい音程(ピッチ)もコントロールできる。前ほどピッチが上がる。(これも主観)。
正しいピッチがでる舌の位置はハーモニカのキー、穴ごとに異なるのでそれを把握し、その舌の形を音を出し続ける間変えずに維持する。
・さらに強弱をしっかりコントロール。唇に無理な力を入れずに。
・ピッチを意図的に揺らしてビブラートも可能。ピッチの不安定感を誤魔化す効果もあり。

+オーバーブローで気を付けるのは、
音の出始め。
ある程度強く吹かないと音が出ないが、
特に息漏れが通常のベンド以上に致命的なので、楽器と唇の隙間を作らないよう、いつも以上に添え手で唇にハーモニカを近づける。

あと直前にどの音を出したか(同じ穴を吸った直後、吹いた直後、同じ穴のドローベンドの直後、オーバーブロー音からはじめる、他の穴を吹き吸いした後、など)でも微妙に音の出しやすさが異なるので注意。
・ピッチを正しく。これがまた難しい。自分の感覚では、出やすい音の高さは出したい音より低くなりがち。

穴の位置をずれずにしっかりとらえていないと息漏れがして強い息を送れず×。強く吹いた時に口(舌)の形が変わっても×。同じ。

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