HOW TO BEND(ベンド)

ベンドの実際

前記事で、ベンドをかけるためには体の中(胸腔~口腔)と外気で、圧力差をつけると言いました。

どのように圧力差をつけるか。口腔内での息の通り道部分的に狭めるのです。

そのためにはどうするか。舌を変形させる。これだけです。

どのような形に変形させるか。

舌(先端ではなく中央~根元付近のイメージ)を口蓋(上あご)に付けるようにして、息の通り道を細くします。 そしてこの舌の形を維持したまま息をくぐらせる。

因みにブローベンドもドローベンドも方法は全く同じです。

例えると、英語の発音で、子音の[k]・[g]等を発音するときの舌の動きが参考になると思います。

とても分かり易い図を描いてらっしゃるサイトを見つけました。

http://www.oleviolin.com/MundHarpe/eng/Blues_Harp_Bending_The_Notes.htm

口腔内はなかなか見る事ができないので、ベンド時の口の中の動きを示した図を載せているサイトはたくさんありますが、間違ったものが非常に多いです…。

でもこのサイトの図が果たして正しいのかは保証できません(苦笑)。でも私の思っているイメージ(これも正しいかは分からないが)には一番近いです。

他の物事に例えると、ブローベンドの要領は、ホースで水を撒く時にホースのゴムを一部分でつまんで狭めると、水の勢いが強くなるのと同じと考えるとわかりやすいでしょうか。即ち、ホースが喉~口腔、つまんで狭まった部分が舌と口蓋の近接部、水が息に置き換えられると思います。そして圧力の強い息がリードに伝わる事でリードが湾曲し、通常より低い音が出る、という理屈です。

慣れていないと、ベンド音が長く続きませんが、これは吸ったり吹いたりしたときの空気の流れにつられて舌の位置がずれてしまっていることが原因であることが多いです。

音がきれいに鳴る舌の位置を体で覚えましょう。慣れないうちは無理な力がかかりますが、慣れると全く力を入れずに鳴らせるようになるはずです。

圧力差をつけるもっと単純な方法は…息を強く(速く※)吹き吸いすることです。これでも少しベンドがかかりピッチが下がりますが、必然的に音量も大きくなるので、同じ音量でベンドの調節ができません。このことは、むしろベンドのかけ方でというより、通常音でピッチが自然に下がり易い方の注意点として覚えておくべきポイントだと思います。とくに低音部のリードでは、この傾向が顕著になります。

※今後当サイトでは強い息と速い息、は区別せず同義として扱います。

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